関数とは
関数とは頻繁に使用する処理を1つにまとめて、引数があれば受け取り関数内で目的の処理を行いその結果を返す処理単位です。
関数の定義の方法には以下の3つの方法があります。
function命令による定義
function命令による定義は最も基本的な関数の定義方法です。
function 関数名([引数1[,引数2[,・・・・]]]){
命令
return 戻り値
}
以下のサンプルではfunction命令により定義した関数に i と j の値を引数として渡して乗算した値を表示します。
function rectangle( i, j ){
return i * j;
}
document.writeln('長方形の面積:' + rectangle( 5, 7 ));
関数リテラルによる定義
関数リテラルによる定義では、関数をデータ型の一つとして変数として扱うことができ、書式は以下の通りとなります。
なお、関数リテラルによる定義では、function~で関数を定義した次点では変数に代入するまで名前が付いていないことから匿名関数(無名関数)と呼ばれます。
var 変数名(関数名) = function([引数1[,引数2[,・・・・]]]){
命令
return 戻り値
}
以下のサンプルでは関数リテラルにより定義した関数に i と j の値を引数として渡して乗算した値を表示します。
var rectangle = function ( i, j ){
return i * j;
}
document.writeln('長方形の面積:' + rectangle( 5, 7 ));
Functionオブジェクトによる定義
Functionオブジェクトによる定義では、new演算子を使用して新しい関数のオブジェクトを作成します。
var func = new Function([引数1[,引数2[,・・・]] , 関数の命令文);
以下のサンプルではFunctionオブジェクトにより定義した関数に i と j の値を引数として渡して乗算した値を表示します。
var rectangle = new Function('i','j','return i * j');
document.writeln('長方形の面積:' + rectangle( 5 , 7 ));
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