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if~

ifステートメントは、条件によって命令を実行する場合に使用します。ifの後に(条件式)を入れ、条件式が真(true)の場合に命令が実行されます。条件式を満たさない場合、命令は実行されません。


if(条件式){

	条件式が真(true)の場合に実行する命令

}

以下のサンプルでは i = 5 で10以下なので命令が実行されます。


    var i = 5;
      
    If(i < 10){

	    document.writeln('iの値は10以下です。');

    }

if~else

条件式を満たした場合と条件式を満たさなかった場合に処理を分岐させて命令を実行させる場合にはelseステートメントを使用します。


if(条件式){

	条件式を満たした場合に実行する命令

}else{

	条件式を満たしていない場合に実行する命令

}

条件式で値を比較する場合には以下の演算子を使用します。

演算子書式意味
==x == yx と y は等しい
!=x != yx と y は等しくない
<x < yx は y より小さい
<=x <= yx は y より小さいか等しい
>x > yx は y より大きい
>=x >= yx は y より大きいか等しい
===x === yx と y は等しく、型も同じ
!==x !== yx と y は等しくない場合、型が同じでない場合

サンプルではi=30でiは10以上なのでelseステートメント以降の命令が実行されます。


    var i = 30;
      
    if(i<10){

	document.writeln('iの値は10未満です。'); 

    }else{

	document.writeln('iの値は10以上です。'); 

    }

if~else if

複数の条件により処理を分岐させ命令を実行したい場合はelse ifステートメントを使用して処理を分岐させます。


if(条件式1){

	条件式1を満たした場合に実行する命令

}else if(条件式2){

	条件式2を満たした場合に実行する命令

}else{

	条件式1、条件式2を満たしていない場合に実行する命令

}

サンプルではi=15でiは10以上20未満なのでelseifステートメント以降の命令が実行されます。


    var i = 15;
      
    if(i < 10){

        document.writeln('iの値は10未満です。');

    }else if(i < 20){

        document.writeln('iの値は10以上20未満です。');

    }else{

        document.writeln('iの値は20以上です。');

    } 	

条件式では論理演算子を使用することができます。

演算子書式意味
&&x && yx かつ y
||x || yx または y
!x ! yx は y ではない

サンプルでは && 演算子を使用してiの値が1以上10未満の値であるかを判別します。


    var i = 9;
      
    if( i > 0 && i < 10){

        document.writeln('iの値は1以上10未満の値です。'); 

    }