passwordオブジェクト
passwordオブジェクトはパスワードの情報を提供したり、パスワードの設定や操作を行うオブジェクトです。
パスワードの値を取得する方法
パスワードの値を取得する方法は、フォーム内のinputタグのname属性に名前を指定することにより以下の構文でパスワードの値を取得することが可能となります。
document.フォーム名.パスワード名.value
以下のサンプルではフォームのname属性を指定して、パスワードの内容を表示しています。
<html>
<head>
<title>JavaScript password</title>
<script type="text/javascript">
function dispPass(){
var pass = document.fm.input_pass.value;
alert('入力したパスワードは' + pass + 'です' );
}
</script>
</head>
<body>
<form name="fm">
フォーム内のパスワードの入力値を表示<br>
<input type="password" name="input_pass">
<input type="button" value="確認" onclick="dispPass()">
</form>
</body>
</html>
プロパティの設定方法
document.フォーム名.パスワード名.property
document.フォーム名.elements[index番号].property
以下はpasswordオブジェクトのプロパティの一覧です。
| プロパティ名 | 内容 |
|---|---|
| name | オブジェクト名 |
| defaultSelected | デフォルトで選択されている項目 |
| value | オブジェクト内の値 |
| type | オブジェクトのタイプ |
メッソッドの設定方法
document.フォーム名.パスワード名.method()
document.フォーム名.elements[index番号].method()
以下はpasswordオブジェクトのメソッドの一覧です。
| メソッド名 | 内容 |
|---|---|
| toString() | オブジェクトを文字列に変える |
| blur() | フォーカスを移動する |
| focus() | フォーカスを与える |
| valueOf() | オブジェクトの値を返す |
| handeleEvent() | イベント取扱者を特定する |
| toSource() | オブジェクトの値を文字列で返す |
| 関連メンバ | 内容 |
|---|---|
| Text | テキストボックス |
| Textarea | テキストエリア |
| Select | 選択・リストボックス |
| Checkbox | チェックボックス |
| Radio | ラジオボタン |
| Buttom | ボタン |
| Submit | 送信ボタン |
| Reset | リセットボタン |
| Hidden | 隠しフィールド |
| File | ファイル選択ボックス |